LaTeX導入準備

とにかく、TeXを一度も使わないでTeXのことを云々することはできない。Windowsで数年前に導入してほんの始めだけいじったことがあるが、今回もう一度試してみたい。

いつものとおり、Ubuntu10.04にインストールする作業手順を確認・整理しておく。【出典:「独学Linux」より転載、一部表現変更】

1) 日本語TeX環境のインストール・・日本語セットアップヘルパを使って導入する。
  ● latex-env-ja
  ● latex-extra-ja

2) PPAのdvipsk-jaを導入・・PDFを作成するdvipdfmxを実行するのに必要なdvipsk-jaパッケージの不具合を修正する。以下のコマンドを実行。

$ sudo add-apt-repository ppa:cosmos-door/dvipsk-ja
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install dvipsk-ja


3) エラー対処《その1》・・ghostscriptのResourceを反映させる

$ sudo mkdir /usr/local/share/texmf/dvipdfm
$ sudo ln -s /usr/share/ghostscript/8.71/Resource/ /usr/local/share/texmf/dvipdfm/
$ sudo mktexlsr

※mktexlsrコマンドは、TeXシステムの本体が収録されているtexmfディレクトリに変更を加えた際に、システムを再構築するために必要なコマンド。

4) エラー対処《その2》・・jsarticleクラスを利用する
   ●設定ファイルのバックアップ

$ sudo cp /etc/texmf/dvipdfmx/dvipdfmx.cfg /etc/texmf/dvipdfmx/dvipdfmx.cfg.orig

   ●dvipdfmx.cfgの編集

$ gksudo gedit /etc/texmf/dvipdfmx/dvipdfmx.cfg

これで、dvipdfmx.cfgを開いて最終行に
f jis-cjk.map
という1行を加えて保存する。

   ●最後に、システムの再構築をする。

$ sudo mktexlsr

【解説】日本語文書クラスには「jarticle」の他にも、より完成度の高い「jsarticle」という文書クラスがあります。これはMac版のpLaTeX で有名な奥村先生が作ったもので、上記の手順で導入したUbuntuにも標準でインストールされます。が、このままではjsarticleクラスを指定したtexファイルのコンパイルが通りません。

この不具合に対応するため、上記の手順でdvipdfmx.cfgという設定ファイルの変更を行ないます。念のため、事前にバックアップをとっておきます。

5) エラー対処《その3》・・cmapを認識させる

$ mkdir -p ~/.texmf-var/fonts
$ sudo ln -s /var/lib/defoma/gs.d/dirs/CMap ~/.texmf-var/fonts/cmap

※フォントがらみのエラーが残るので、上記のコマンドで対処する。

以上で、dvipdfmxが実行され、日本語を含むPDF文書が作れるようになっているはず。これからテスト予定、結果は追って日記に記載。

 

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