考察: 「はねけん」の難しさ

「はねけん」は、いまだ難しい。あひるの成功率は1割くらい。これではとても初段合格とはいかない。なぜ、はねけんは難しいのか?

それは、はねけんの成功は初速と発射角度、そしてけん先に加えられる回転(ひねり)の強さによるからである。しかも、発射段階のけん先には玉の穴の中で”あそび”余裕(すき間)がたっぷりある。これがはねけんの成功を難しくしている。

(さかおとしを別にすれば、)はねけんは、技の途中で糸によるコントロールが全くできない。むしろ糸は玉とけんの間隔を制約する枷となっている。これが、はねけんをより難しくしている。すべては、発射段階で決まる。昔のロケットの発射のようだ。

一方、難しいと思える「ふりうぐいす」=ふりけんの要領で大皿うぐいすを決める。この方がコントロールしやすい。糸の引き具合でコントロールできるから。着陸寸前まで玉の穴を注視していられるし。

ところが、はねけんは違う。糸でコントロールできない。発射をきめる要因は、膝を伸ばす速度(床を蹴る強さ)と手首のごく僅かな回転と肘の動き。この3つがベストの組み合わせの時のみふりけんが決まる。

でも、みごとに決まった時の音が素晴らしい。辛くも入ったときの音は濁っている。澄んだ音の響き! これを求め続けるのはまるで中毒のよう(おおげさ)。
 

 

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