Arch Linux のインストール メモ ≪あひるB式・・1/3≫

Arch LinuxのインストールとXシステムの設定は、一応成功したが、まだ実用レベルのセットアップができていない。ここで今後のために整理をしておく。

Arch Linux のインストール手順

【1】 CD-Rから起動すると、下記の画面が出る。

 1.
 2.
Seleci CD-ROM Boot Type : _

ここで「1」を選び「Enter」する。

【2】 AarchLinuxロゴの起動画面が現れる。自分のPCに対応する≪Boot Arch Linux (x86_64)≫を選ぶ。
(注)32bits PCの場合、メニューには、この項目は表示されず、≪Boot Arch Linux (i686)≫が最初の表示項目となるそうだ。

【3】 ライン文字がぞろぞろ走り表示され、インストール準備が始まる。次の画面で止まる。

Arch Linux 3.18.4-1-ARCH (tty1)

archiso login: root (automatic login)
[ 122.977003] end_request: I/O error, dev sr0, sector 1103872
[ 122.977018] Buffer I/O error, on device sr0, logical block 275968
[ 122.977028] Buffer I/O error, on device sr0, logical block 275969
[ 129.510349] end_request: I/O error, dev sr0, sector 1103872
[ 129.510362] Buffer I/O error, on device sr0, logical block 275968
[ 129.510374] Buffer I/O error, on device sr0, logical block 275969
root@archiso~#


HDD上に何やらエラーがあるのか?? 無視してもいいのか分からない。とりあえず無視して次に進む。このエラーが後に重大な影響をおよぼすのか?? もし、そうなったら、その時に対処。

【4】 日本語キーボード用の設定

# loadkeys jp106

と入力する。

【5】 旧パーティションテーブルを消去する

# sgdisk --zap-all /dev/sda

●何度もインストールをやり直す場合、この手順が必要。また、これでもパーティションが不具合となる場合は、HDDを全部消してからやり直す。

# dd if=/dev/zero of=/dev/sda

※この手順は、完了まで相当な時間がかかる。適当に途中で止めても、次の手順の実行には影響なさそう。HDDの消去方法は実にいろいろある。

【6】 fdisk または parted を使って “BIOS/MBR” パーティションを作成する

★「Beginner's Guid (日本語)」のパーティション1作成手順にしたがって実行し、最後に≪Command -a≫を実行し、sda1にbootフラグを付ける。(sda2の作成に移る前に!) 「Beginner's Guid (日本語)」の説明文には、このステップが落ちている。
★「ビギナーズガイド」参照:
パーティションテーブルを(再)作成するHDDを、次のコマンドで開く

# parted /dev/sda

そして BIOS環境の場合、MBR/msdos パーティションを新しく作成するために、次のコマンドを実行する。

(parted) mklabel msdos

20GB の / パーティションを作成し、残りの容量を全て使用する /home パーティションを作成する場合は

(parted) mkpart primary ext3 1M 20G
(parted) set 1 boot on
(parted) mkpart primary ext3 20G 100%


★パーティション確認コマンド

# fdisk -l


※設定するパーティションの数は、3~4の方式もあるが、そのメリットが十分に分からない。したがって、あひる式ではシンプルに2とする。

【7】 パーティションのフォーマット

# mkfs.ext4 /dev/sda1
# mkfs.ext4 /dev/sda2

Beginner's Guid (日本語)


【8】 マウント

# mount /dev/sda1 /mnt
# mkdir -p /mnt/home
# mount /dev/sda2 /mnt/home

※パーティションの設定によって、マウント方法も異なる。今回は上記の設定で。


【9】 ミラーの選択
日本のサーバーをリストの上位に移動編集する

# nano -w /etc/pacman.d/mirrorlist

http://elfcobe.hateblo.jp/entry/2014/09/08/070000から転載
mirrorlist


【10】 基本システムのインストール

# pacstrap /mnt base base-devel

基本システムのインストールのために"pacstrap"というシェルスクリプトが用意されている。当面は"base"だけで間に合うが、いずれコンパイル等も必要になるので"base-devel"も一緒にインストールしておく。

【11】 ブートローダーのインストール

root@ahiru ~ # arch-chroot /mnt pacman -S grub

この段階までCD-R上のArchLinuxシステムのルート権限で動いている。そして/mntおよび/mnt/bootディレクトリにHDDの各パーティションをマウントすることによって、見かけ上、ディスクの中身が/mntや/mnt/bootにあるように扱っている。

 "arch-chroot"コマンドを使うと、見かけ上、HDD側のシステムのルート権限を使うことができる。そこであとでブートローダーの設定に使う"grub"パッケージをHDDにインストールしておく。

【参考】***************************************************
・パッケージのインストール
 # pacman -S <パッケージ名>(スペースで区切っていくつでも)
・パッケージの検索
 # pacman -Ss <パッケージ名の全部または一部>
・パッケージリストの更新とパッケージのアップグレード
 # pacman -Syu

 その他は必要に応じてArchLinuxのWikiを参照。
********************************************************

【12】 システム設定
●1  fstabを生成

# genfstab -U -p /mnt >> /mnt/etc/fstab

#nano /mnt/etc/fstab

警告: 生成した後は、必ず fstab の中身をチェックする! genfstab や後のインストール作業中にエラーが起こっても、もう一度 genfstab を実行するのは止める。その場合は、手動で fstab を編集すること。

●2  chrootによる設定

root@archiso ~ # arch-chroot /mnt

ここからは、 chroot を使って新しくインストールされたシステムに入る。すなわちインストールされる側のルートになっての設定となる。上記のコマンドで、ルート権限が変更される。すなわち、コマンドプロンプトが
root@archiso ~ # → sh-4.3# と変わる。

# arch-chroot /mnt /bin/bash

を実行した場合は、コマンドプロンプトが
root@archiso ~ # → root@archiso / # と変わる。

1)英語と日本語のロケール生成

sh-4.3# nano -w /etc/locale.gen

切り替わったら以下行の#を取って(コメントアウトを外して)保存する
#en_US.UTF-8 UTF-8
#ja_JP.UTF-8 UTF-8

sh-4.3# locale-gen

ロケールを有効にするため生成する

2)基本言語設定

sh-4.3# echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf

sh-4.3# export LANG=en_US.UTF-8

 ロケールを export する。【有益なヒント】:「ビギナーズガイド」の「ロケール」の項を参照のこと。

3)キーボードの設定がJISキーボードになるように設定

sh-4.3# nano /etc/vconsole.conf
----------------------------
KEYMAP=jp106
FONT=lat9w-16


4)タイムゾーンとハードウェアクロック設定

sh-4.3# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
sh-4.3# hwclock --systohc --utc


5)initial ramfsの作成

sh-4.3# mkinitcpio -p linux

mkinitcpioとは、マニュアルによると、Linuxカーネルをブートするための最初のRAMディスク環境を作るとのこと。オプション-pはpresetの意味。「mkinitcpio (日本語)」参照。

6)ブートローダーの生成と設定

sh-4.3# grub-install --target=i386-pc --recheck --debug /dev/sda
sh-4.3# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg


7)ホスト名の設定

sh-4.3# echo ホスト名 >> /etc/hostname

(注)後でホスト名を変える場合は、[root@ホスト名~]# nano /etc/hostname でファイルを開き、新ホスト名を入力し保存する。

7)管理者(root)パスワードの設定

sh-4.3# passwd

★キーボードにチャタリングがあるので、短く設定すること!

8)仮のルートから抜けて、インストーラのルートに戻る

sh-4.3# exit


9)用が済んだのでHDD側のファイルシステムを取り外す

# umount -R /mnt


10)インストール用のCD-Rを取り出し、シャットダウンしてひと休み

# shutdown -h now



再起動して、続き≪GUI環境の設定≫の手順へ 【次へ】
※【重要な参考】:「一般的な推奨事項」
 

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