Arch Linux のインストール メモ ≪あひるB式・・2/3≫

※以下の説明文は、【Uch's http://ns.uchb.net/linux/install1.html】から転載・引用させていただいています。(ただし、一部あひるが書き替え/追加しているところもあります)

GUI環境の設定

手順1/3の後、再起動して、rootでログインする。

【1】 ネットワーク接続を自動化
インストール直後の(再)起動ではネットワークに接続されていない。そのため

# systectl start dhcpcd.service

と入力、実行しインターネットにつなぐ。これを、ブート時に自動的に行うために、

# systectl enable dhcpcd.service

ネットワーク関係の設定によく使われるnet-toolsもインストールしておく。

# pacman -S net-tools



【2】 GUIデスクトップをつくる

Xサーバーのインストール

# pacman -S xorg-server xorg-server-utils xorg-xinit

グラフィカルユーザーインターフェースをつくる準備をする。まずそのための基盤になるのがXサーバー。Xサーバを動かすためには上記の3つのパッケージが必要。

ビデオドライバのインストール

# pacman -S nvidia-304xx

ただし、あひるのPCの場合。一般には# lspci | grep VGAを実行して、必要なドライバを見つける。

ウィンドウマネージャのインストール

 Xサーバが用意できたので、次にウィンドウ周りのいろいろな機能を使うためのXクライアントを設置する。これがウィンドウマネージャと呼ばれるもの。Linuxには数多くのウィンドウマネージャがある。どれを選ぶかによって、見た目、操作性が変わる。利用できる機能の多い少ない、メモリの量やCPU性能がある程度要求されるもの、それらが低くても大丈夫という軽いもの等がある。ここでは≪cinnamon≫を採用する。

# pacman -S cinnamon cinnamon-control-center cinnamon-screensaver muffin nemo nemo-fileroller

Cinnamonデスクトップ: CinnamonはGnome3と呼ばれる最新のウィンドウマネージャから派生している。Gnome3がタイル上のアイコン操作主体になっているの対して、Gnome2までのメニュー選択方式を踏襲して、それを洗練させている。Cinnamonは「昔懐かしいウィンドウマネージャ」とも言える。

muffinはCinnamonのベースとなるウィンドウマネージャ。派手な効果は備えていない。gnomeの代表的なファイルマネージャはnautilus、Cinnamonのファイルマネージャはnautilusから派生したnemoである。nemo-filerollerはnemo用のファイルアーカイバの拡張機能。便利なので是非入れておく。

ターミナル、ブラウザのインストール

# pacman -S gnome-terminal firefox firefox-i18n-ja

Cinnamonを起動する前にターミナルとブラウザを入れておく。GUI画面にしたとき、こまごまとした設定が済んでいない状態でターミナルが使えないと困ることが多い。ターミナルはxtermが一般的だが、ここではgnome-terminalを入れる。ブラウザはFirefoxを入れる。最後のパッケージはFirefoxの日本語化のためのもの。


【3】 ユーザー設定と起動

普段使いのアカウントをつくる

# useradd -m -g wheel <ユーザー名>
# passwd <ユーザー名>
# visudo

root ALL=(ALL) ALLの下に下記を追加
<ユーザー名> ALL=(ALL) ALL

一旦、ログオフする。

# exit


GUIデスクトップの起動
新しいユーザー名でログインする。

ウィンドウマネージャ≪cinnamon≫を起動するには

$ nano .xinitrc
exec cinnamon-session
と入力し、保存する。

$ startx

でCinnamonデスクトップがスタートする。スタートしない場合は、どこかが不具合がある。OKの時は、
・ターミナルソフトを入れ忘れていないか
・ログアウトやシャットダウンの機能はちゃんとはたらくか、確認する。
 
ディスプレイマネージャのインストール

# pacman -S lightdm lightdm-gtk3-greeter

ディスプレイマネージャをインストールすることにより、電源を入れるとグラフィカルなログイン画面になり、ログインすると直ちにGUIのデスクトップになる。ここでは汎用のLightDMを導入する。これは本体部分を担当するlightdmとウィンドウマネージャとのインターフェースを担当するlightdm-xxx-greeterからなる。(以下、Uch's本文のまま)

【起動できるかどうか確認】
 細かい設定はある程度様子がわかってからおいおいやることにして、この状態でうまく動くかどうか確認します。

# systemctl start lightdm

これでログイン画面が表示されるかどうか。
ログイン画面になったら、一般ユーザーとしてユーザー名とパスワードを入力してみてください。Cinnamonデスクトップになるかどうか確認し、またログアウトできるかも確認します。うまく動いたら、起動時にlightdmが動くように設定します。

# systemctl enable lightdm

 そして再起動します。

# reboot

 あとは通常、一般ユーザーでログオンし、root権限が必要な場合にはターミナル上でスーパーユーザーになります。

【重要な注意】
 Cinnamonが正常に動かない状態やターミナルソフトをインストールしていない状態で自動起動 # systemctl enable lightdm を設定してしまうととてもやっかいなことになります。どうやってもlightdmの起動画面になってしまい、そこから抜け出せなくなることがあります。対処法がないわけではありませんが、それはここで説明することではないので、とにかく、起動設定は十分動作を確認してから行うことが肝心です。

【4】 開発ツールのインストール

# pacman -S abs base-devel

ついでに開発ツールの基本的なパッケージをインストールします。私たち初心者が意図的に使うものではないのですが、何かにつけてちょっとだけ必要になることが多いのです。そこで内容はよくわからなくてももabs(Arch Build System)とbase-develグループのパッケージをインストールしておきます。


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